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| バドガシュタイン(オーストリア・ザルツブルグ州)街歩き | 
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| ■■バドガシュタイン(オーストリア・ザルツブルグ州)街歩き | 
|  バドガスタインの標高は、他のホームページでは1080mとしているところが多いのですが、現地KOMPASS社製の地図とSKI-INFOの地図表記で1002mとなっておりますでの、弊社ページでは、1002mとしています。 | 
   バドガシュタインは保養とスキーの街  温泉があると誰が言ったのか、騙された。  オーストリアくんだりまで来たのに。       バドガシュタインの街の半景 | 
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 バドガシュタインの街は、保養地として発展した街ですから、ホテル、レストラン、バーにカジノまであります。   メインストリートのカイザーフランツヨーゼフ通りに、衣料品店や薬屋がありますが、ドイツ語の壁が厳然と立ちはだかります。 薬屋では、何が何の薬かサッパリ判りません。   市販薬は、事前に日本で調達してから出掛けるほうが懸命です。    | 
   カイザーフランツヨーゼフ通りの橋から見上げると滝があります。  気温は低いのに凍ってはいません。 気温と流量の関係。  アイスクライミングは出来ません。   | 
   橋の反対側にマリアの像があります。  道祖神では、ああキリスト教圏の国にいることを実感。       マリア様の下のプレート。 何が書いてあるのか不明。  最初は、Mariaはマリア。 undはand。  ドイツ語の判る方、是非とも教えてください。   | 
   バドガシュタインの源泉の前で  源泉温度は46℃となっています。  たぶん、バドガシュタイン温泉旅館共同組合があるのでしょう。  で、理事長を含め数名しか源泉の状態を知らない?(あまりにも日本的な感覚)  放射能泉か? 日本の温泉法の適用外ですので判りません。       バドガシュタインの源泉の門の前に排気口があったので放射線測定  黒いガイガーカウンターのほうは17.66μSv/hを表示しています。  ラドン測定器は持参していませんので判りませんが、恐らく放射能泉だろうと推測。  日本温泉科学会編の「温泉学入門」(コロナ社)から引用すると、  「ガスタイン温泉は、3500年前に地中深く留まった水が地熱で温められ、  鉱物成分とラドンガスを多く含んだ35から47℃の高温の温泉が湧き出しています。」  ガスタイン温泉がバドガシュタインを指すのかハイルシュトーレンを指すのか不明ですが、  恐らく、この温泉泉源を指しているものと思われます。    では、バドガシュタインの街中の線量率はどうなのよ。  言わずとも、測定。     0.32μSv/h  三朝温泉の桶屋旅館の客室とほとんど同じ値です。  バドガシュタインの街を徘徊すると元気になるか!?  湯治は玉川温泉かバドガシュタイン!   | 
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 私の行った2月は、スキーのシーズンで、スキーも持たずにフラフラと街中を徘徊するアジア人は不気味だったろう。 と。 地元の人々はどこで生活用品を買っているのか?   温泉施設として確認できたのは、オーストリア国鉄の駅と陸橋で直結されているヘルセンテルメぐらいです。      バドガシュタインの街は、ガスタイナーハイルシュトレン ラドン治療坑道までにべックシュタインの集落があるだけで、ほぼ生活用品の揃う最後の街です。     ●バドガシュタインでの買い物  バドガシュタインからハイルシュトーレン ラドン坑道に通う湯治を想定して、その買い物について記述します。  バドガシュタイン駅から5分ぐらいのところに、ユーロスパがあります。 生活用品や食料品が購入できます。   ユーロスパは、EuroSpaではなく、EuroSparです。   バドガシュタインにあるユーロスパは、私の感覚では中規模の個人経営のスーパーマッケット。 スペインにもあったので、ヨーロッパ中にあるチェーンのようです。     夫婦での買物風景を見ているとオーストリアも日本も変らんな。 という感想。   多分、ダンナが生ハムを買おうといっているのでしょう。   で、奥さんに言い負かされて、生ハムを元の場所へ戻して、トボトボとカートを押すダンナさん。   ああ 同情。 ああ 無情。 なんたる非情さ。     日本食として使えそうな食材で確認できたのは、醤油、玄米ぐらいです。   (Brown riceと読めそうなドイツ語でしたので玄米だと思います。 確度30%の情報。)   オートミールもありました。   生鮮食料は、ユーロスパで調達するとして、日本から、玄米菜食用として食材を持ち込んだほうが無難です。   リンゴもニンジンもありましたから、ニンジンジュースは可能です。 有機食材かどうかは、ドイツ語表記なので解かりません。     もう1件、バドガスタインの街中にスーパーがありますが、恐らく前身は、化粧品屋さんかなにかで、化粧品中心の品揃えで、日本で言うコンビニと考えると間違いはありません。 生鮮食材はありません。     街中では、それぞれの小売店が頑張っています。     バドガスタインに限らず、レストラン、土産物屋とホテル以外、一般小売店は18:00ぐらいに閉まってしまいます。   買物は、早めの時間にしなければなりません。   (滞在した季節は、スキーのトップシーズンで賑わっているにも拘らずです。)   24時間営業のスーパーマーケットもコンビにもありません。     物価は、観光地価格なのか、少し高め。   共通通貨のユーロ導入後、物価は高くなった言う印象があります。 専門ではないので、詳しい方教えてください。   ミネラルウォーター(2リットル)が1.5ユーロ(241.5円)   レストランの夕食(ラム肉野菜添え+ケーキ+ビール1瓶)が23ユーロ(3703円)   コーヒー一杯 2.25ユーロ(362.25円)     それは、それで健全な街という印象です。 日本なら国民保養温泉地に登録されることを請合います。    | 
   フェルセンテルメ バドガシュタインにある健康増進センター(温泉施設か?) | 
 バドガスタインにあるヘルセンテルメとは、鉄道のバドガスタイン駅から国道を挟んで向かい側にある健康増進センターです。 差し詰め日本流に言うと、スーパー銭湯(ラドン●●センター)のようなものです。   ヘルセンテルメには、不感温度の温泉プール(ヨーロッパでは立派な温泉)、蒸気サウナ、ミストサウナなどが完備されています。 温泉プールは、水着着用で入浴し、屋上プール(温泉?)は、裸で入浴します。   日本人の感覚から温泉プールと屋上プールの違いが理解できない。   不感温度の温泉プールは、塩素臭がします。 「源泉掛け流し」ではなく、完全循環消毒ありで、当然加温、源泉原理主義者の私には、明日の朝、太陽が西から昇っても温泉とは認識できません。     温泉プールの周りの岩石をガイガーカウンターで、こっそりと測定すると0.26μSv/hから0.31μSv/hありました。     蒸気サウナの部屋は、真ん中に大きな岩石があり、これもラジウム鉱石です。   蒸気サウナの入り口に女性用水着が4セット脱いで無造作に置いてありました。   ここも混浴!!   完全にミスト状になっており、非常に残念でしたが、何故サウナで素っ裸で混浴?   文化の違いで、サウナは裸で入らなければなりません。 屋上プ-ルも裸です。   屋上のプ-ルと温泉プールの違いが判らずに、水着のまま、屋上プ-ルに入浴するとご老人から注意されました。 「●×△ ●●●●」と、その剣幕から「脱げ!」は伝わります。 屋上プ-ルは混浴で、素っ裸。   白人の中年夫婦といっしょに入浴しましたが、どうもシックリとしません。   未だに、温泉プールと屋上プ-ルの違いが判りません。 | 
   バドガシュタインの街中にあるスチームバス屋。  パンフレットによれば、1825年からここで営業しているそうで、  日本でよく見る首だけ出して中に座るスチームバスの装置があり、  スチームバスの下からラドンを含むスチームが出てスチームバス内に充満するそうです。  営業品目にSiatsu(指圧)もあります。  スチームバスは日本でいえば、玉川温泉や後生掛温泉の箱蒸し。  スチームの泉質が含ラドンなので、栗野岳温泉の南州館か!!      | 
| おまけ 栗野岳温泉 南洲館  | 
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 「九州で宿泊できる温泉で、また行きたい温泉はどこ? 」と問われれば、壁湯温泉と栗野岳温泉の2つ。   栗野岳温泉 南洲館は、かの西郷隆盛公が湯治をしたと言われている鹿児島県の温泉宿です。   西郷隆盛先生が行かれた湯治場は、何を置いても行かずばなるまい。     下の写真は、南洲館名物の1つ「蒸し湯」です。   さて、入り口はどこでしょう? A4原稿用紙50枚に纏めなさい。   ぱっと見て、取っ手が付いているドアが右側にあります。 普通はここから入りますよね。   私が宿泊した日、素っ裸で蒸し湯に入りましたが異常に寒かった。 宿の人に文句を言うと「今日は蒸し湯しています。 おかしいな」と平然と回答される。 宿の人と一緒に蒸し風呂へ。    おもむろに左側の白いカーテンを開けて「どうぞ」と。 白いカーテンの奥は蒸気が立ち込めていて、奥が見えません。 右のドアから入って寒さに震えた話をして、宿の人と大爆笑。   たまたま、その日は白いカーテンの方に蒸気を通していたらしいです。 | 
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